バレエを見て思った・・・一位と二位の差の歴然の違い。
ミュージカルを見て思った・・・一人ひとりには役目があることを。
バレエを見て思った・・・ご存知の通り、バレエには、プリマと呼ばれる一番の踊り手が舞台では花。その姿たるや、やはり、二位以下を突き放している。最高位でなければ、以下はその他大勢の中になってしまう世界なのだと思った。オリンピックでも世界大会でも、最高位の人でしか、本当の勝者ではない世界。
一方、ミュージカルを見て思った・・・誰にも、その人に応じた役があることを。ライオンキングでは、黒人の人が花形だ。その肉体や表情、そして熱情を表すには、彼らが最高にふさわしい。そして、その舞台をつくりあげることに、一人ひとりに似合った見合った役が配役されている。一人ひとりには、生きていく配役があることを感じさせてくれる。
この両者のこと、私はそれぞれ異なったことを云っているように感じる人もいるかも知れないが、そうではないことを読み取ってもらえたら幸いだ。人は、それぞれの人生の中で、主役であるし、オンリーワンとして、生きていける路があるということを、改めて感じ、それを皆さんに伝えたかった・・・。よい週末を・・。
書家・宇佐美 志都
Japanese calligraphy Shizu Usami